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謹賀新年 [詰将棋]

本館の2020/01の定期更新です。

2020/01月の1番は「アラビア数字2文字」のあぶり出し曲詰です。
2番は「漢字」のあぶり出し曲詰です。
漢字を作り始めたが、まだ形を作る段階を越えていない。
2020年は漢字のあぶり出し曲詰作図を中心にする予定だ。

2019/12の問題は、短い小駒図式2題です、小駒図式は飛躍した手順がないので感覚的な好みとなるが、私は非常に好んでいる。

ブログ(2019/12/21)での正方形・長方形の派生形で取りあげかけた「日の丸」の続きです。
正方形(5X5)から派生する「日の丸」は、特異点的に作図例が古くから多くある。
ただし偶然だが、紹介予定作が詰将棋的に完全性に疑問がある作品だったのでその時は省いた。

久留島喜内作「将棋妙案:第89番」「日の丸」
43飛成・同銀・同銀不成・45玉(あ)・36金・55玉・64銀・同玉(い)・53銀・75玉・77桂・55玉・73角成 まで13手
(あ)55玉は64銀以下変化同手数の形崩れ
(い)65玉は77桂以下の手順前後
変化同手数が複数存在する作品だ。
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詰上り図
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内藤武雄作「村山隆治著・詰将棋教室(P.233):将棋月報(昭和17)」
15馬・52玉・43銀(A)・61玉・62桂成・同玉(あ)・53飛成・同玉・42馬・44玉(い)・53銀・45玉・37桂・同と・57桂・55玉・33馬 まで17手
(あ)同銀は52飛成・72玉・73香成・同玉・37馬・同と・85桂・83玉・93桂成・同玉・84金打・82玉・62竜以下(27手詰)の変化長手数
(い)62玉は73香成・同玉・74金・同玉・76飛以下(21手)変化長手数
(A)62桂成以下41玉・42銀・32玉・23桂成以下余詰
変化長手数作だ。余詰は柿木将棋ならではの手順で難しい。
hinomaru2.jpg
詰上り図
hinomaru2e.jpg
門脇芳雄作「曲詰百歌仙:第80番」「新生日本(日の丸)」
75と・同歩(い)・74飛・同玉・63桂成・同歩・74金・65玉・55と・66玉・77金・同馬・65と・同玉・77桂・66玉・55角・同玉・57竜(A)・同と・45と・同玉・37桂・同銀不成・36金行・同香・35金・55玉・33角成 まで29手詰
(A)54と以下、同歩・33角成・44歩合(あ)・54銀成・同玉・55歩・同玉・46銀以下余詰
(あ)44銀合は46銀・66玉・44馬・55香合・同銀・同歩・同馬・同玉・57竜以下
(い)同玉は作者解説手順の74と・66玉・77金打・65玉・64と・75玉・74飛・85玉・76金以下だが、変化別詰手順があり難しい。
余詰の銀合は玉を外に追うので柿木将棋手順だ。
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詰上り図
hyakasen_080e.jpg
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伊藤路歩作「新イロハ歌詰(詰パラ1982.02)・第27番」・「二(に)」
52銀成・同玉・62歩成・同玉・63角成・同金・72飛成・53玉・42角・54玉・63竜・55玉・46金打・同銀・54竜・同玉・64角成 まで17手詰
86とは余詰防ぎ・解説による。
itour_027.jpg
詰上り図
itour_027e.jpg
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第964番は、「と歩の舞」で、盤面は小駒で飛合あり。
第968番は、19手詰だ。初形は本当は3段内で形をおさめたかった。
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第968番19手詰
2861_1.jpg
作意は、 2020/01/26 へ
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2019/12/09 の作意(スクロール)

第964番:「と歩の舞」
41と・同玉・43香・42飛合・51と・同玉・62と左・同飛・52歩・同飛・61と・同玉・53桂・同飛・72と寄・51玉・62と まで17手


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