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あぶり出し曲詰「漢数字・七」その2 [詰将棋]

ブログ(2019/04/19)の『あぶり出し曲詰「漢数字「七」』についてでは、活字に近い異なるデザインがあり、その例として門脇芳雄作「曲詰百歌仙・第11番」・七」があるとした。
今回にそのデザインで作図したのが第953番だ、やや詰上り図の雰囲気が異なる。

門脇作と似たタイプの別デザインもある。
添田宗太夫作「将棋秘曲集(パラ・コピー版):第8番」「七」
64馬・同桂・75金打・56玉・65銀・45玉・35馬 まで7手詰
この本では、『「将棋秘曲集」については、並び番号が原図と昭和初期の出版(このコピー)とでは異なる』と書かれている。
原図の配置では47とであり2手目76玉で9手駒余り変化があり、47銀は松井雪山氏の修正図だとされている。
門脇作と構図の考え方は同じだが、大ぶりだ。
hikyoku_008.jpg
詰上り図
hikyoku_008e.jpg

「七」はどのデザインでも横棒の斜め右上がり線は駒では表現が出来ない、曲線と同様に曲詰の苦手なデザインだ。

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伊藤路歩作「新イロハ歌詰(詰パラ1982.02)・第16番」・「ト」
46金・同成桂・44銀不成・同玉・54金・同桂・33銀不成・55玉・44銀不成・同玉・66角・同桂・34竜・55玉・64竜 まで15手詰
itour_16.jpg
詰上り図
itour_16e.jpg
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第953番は、「詰図の舞」「漢数字・七」で小駒図式だ、シリーズで前回に作った作品とデザインを変えた文字だ。今回は小駒図式で作ったが、手順は類型になった。
第957番は、「詰図の舞」「仮名文字」だ。「図形」とも言える。
離れた39桂を無視すると、作図途中に立体詰の妄想を見たようだ。
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第957番「詰図の舞」「仮名文字」31手詰
2810_1.jpg

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2019/10/04 の作意(スクロール)

第953番:「詰図の舞」「漢数字・七」
51と・同玉・52銀・42玉・43銀成・同玉・55桂・53玉・54香・同玉・66桂・55玉・64銀不成・同と・56歩・同玉・67金・55玉・47桂・同香成・45金 まで 21手
詰上り図
2928_1e.jpg


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