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「半濁音・ピ」 [詰将棋]

丸山正為作「将棋イロハ字図」は
・最初の「イロハ48文字の曲詰シリーズ」
・初形曲詰と、あぶり出し曲詰の、双方のシリーズ
に加えて、濁音と半濁音も含むシリーズの特徴がある。


昭和2年から発表と追加と修正・改作が長期に渡り行われていて、「あぶり出し曲詰」を観ているが疑問点も有り最終的な姿が判らない、最終の姿が知りたいと思う。
私が保有しているのは、詰パラ編集部発行のコピー版で昭和30年頃の将棋世界掲載分も含む、収集と誤植の問題も含むと思える。


丸山正為作「将棋イロハ字図・145番」「あぶり出し・ピ」*注・不完全作
22飛成・同玉・23銀打・33玉・34香・42玉・32香成・43玉・44銀・54玉・64と(A)・同桂・55歩・同馬・76馬・同桂・66桂(B)・同馬・64金(C) まで19手詰
(A)柿木将棋は53と、あるいは66桂でも詰むという
(B)64金でも45金でも3手詰、55銀でも長手数の詰あり
(C)作意?、45金でも詰む
iroha_145.jpg
詰上り図<
iroha_145e.jpg
半濁音は作図例は少なく僅かしか見た記憶がない、岡田敏作「詰の花束」(数百題収録)でも2作だろうか、創作意欲がなかっただけだろう。


第903番は、半濁音記号の32香と34歩が無いと濁音「ビ」になる。
逆算で(あ)の変化で必要な駒にした。
4文字の半濁音記号「丸」は、作図上は2文字仮名曲詰の片側文字に近いと感じる。
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仮名濁音も、半濁音と同様に多くはなさそうだ。
20字全て作ったのは、「将棋イロハ字図」だけで、岡田敏作「詰の花束」でも複数文字を含めて11作だろうか(約半分)。


下記の第908番と第909番は、仮名濁音だ。
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第908番詰図の舞「文字詰」:17手詰
2855_1.jpg
第909番詰図の舞「文字詰」:11手詰
2856_1.jpg
作意は、 2019/04/07 へ
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2019/02/18 の作意
第903番:詰図の舞「半濁音」:「ピ」・27手詰
21桂成・同玉・31金・同玉(あ)・41歩成・21玉・31と・同玉・42桂成・同玉・33銀不成・51玉・52銀成(非限定)・同玉・53桂成・同玉・54金・同玉・55銀・同玉・44銀不成・54玉・43銀不成・55玉・67桂・同銀成・65金 まで27手
(あ)11玉は22歩成・同玉・32金以下
詰上り図<
2869_1e.jpg
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